20180615

王様の耳はロバの耳。

書く行為には癒しの効果があるらしい。

 

梅雨入りしたからか、暗雲垂れ込めたような気分が続いている。

きっかけはいろいろある。

ヒマな店番をしながら勉強しているという状況もそう。何やってんだろうと。だが、これは恵まれていることとも思える。恵まれた環境を活かしきれていないことに落ち込むと言えば落ち込む。

最大のストレス原因は、おっさん。私もおっさんだが。

ボランティアで、とあるスポーツ団体の活動を支援しているのだが、まぁ頭が悪いというか、そのくせ影響力を行使しようとしてくるザ・屑がいる。後出しで文句ばかり付けてくる屑がいる。いろいろいる。

なぜ屑か。そもそも尊大な態度で接してくる時点で屑である。そして、お前たちがこれまできちんと運営してこなかったために生じて、累積している問題をなんとか解決しようと策を講じて、改善しているのに、「何もわかってない」「そんなんじゃだめだ」「しょうがないから教えてやる」と言ってくる知能の低さに戦慄を覚え、嫌悪感を隠せない。それでも、実施前に、事前に、言い方はともかくとして、内容的には正しい指摘してくるなら我慢も出来る。しかし、すべてが終わった後に、重箱の隅をつつくようなことをほじくり返してネチネチやられた日には我慢ができない。あらかじめ言えよ。そのために情報を共有してきただろうが、と。何が目的なのか?トップである私をネチネチやることで、「実質的なトップは俺だ」とでも言いたいのだろうか?人間はどこまでいっても猿山の住人なのか?こういう屑どもが嫌で一人気ままに生きる道を探っている私なのに、一体私は何をやっているのか?お世話になった団体だから恩返しのつもりで役を引き受けたが、耐えきれないので次の人にバトンを渡すことを内心決めた。こういう屑に耐えきれないというのも、ある意味私の人格的欠点なのだろうと思う。サラリーマンではないから、そういうもの不慣れで、耐えられないのかもしれない。そして、一般的にはぐっと耐えるべきことなのかもしれない。それが社会人なのかもしれない。しかし、満員電車に耐えることと同様に、そういう屑おやじに耐えることは、私は人生の無駄としか思えない。何も得るところがない。

 ともかく、屑からくだらないメールが来るから(面と向かっては言ってこないところも屑)、「こうした不毛な追及がなくなるよう対策します」と返信したら、ぱたりと止んだ。

 屑は屑なりに居場所を探していたのかもしれない。その居場所を私は奪ったのかもしれない。そう思うと、少し申し訳ない気持ちにもなる。そういう感性が私の弱さであり、憂鬱のもとでもある。さりとて、私は屑とは関わりたくはないから、やさしく受け流したり、受け止めたりすることはできない。屑は厚かましく、そうした人のやさしさのうえに自己が成り立っていることに気が付かず、ますますつけあがる。

 人のやさしさの上にあぐらをかく。それは私自身にもいえることかもしれない。いや、多分にそういうところがあると思う。こうした気づきを与えてくれたことに、屑に感謝しよう。

 自分が未熟だなと思う。北アルプスのように、どんな屑が来ようと意に介さない大きな人間になりたい。遭難しても助けないという厳格さも同時に持つことになるが。