20180428

色々と大変だった。

 

さて、AIがやがて仕事を奪うだの、消滅する職種があるだのという話がある。

具体的には完全に今から予測はできないとしても、大きな流れとしては現実化すると思う。

 

 

AIが人間の仕事を代替する。

AIが代替できない人間の仕事とはなにか。

ホスピタリティ、とよくいわれる。

また、例外的取り扱いというか、個別的な対応も、そうだといわれる。

サービス業、配送業者(非長距離)など。

 

逆に代替できるものとしては、一定の式で解けるものは、難易度如何を問わず代替可能。難しいことをできることの価値がなくなる。

人間の脳よりAIのほうが演算処理は信頼できるから、歓迎すべきことだと思う。

結果、これまで高度な専門職として扱われてきた業種が追いやられることになる。

よくいわれるのが税理士、司法書士などの士業。

弁護士、医者は、部分的に侵食されるとはいえ、画一化できない個別的な対応が核心として残る業種だから、消滅には至らないとされることが多いようにみえる。

 

士業に属する身としては将来を考えなければならない。

今既に、ネットで情報が得やすいという状況で、全体的に報酬が下がっているように思う。

今はネットで調べれば大体自分でなんとか手続できるから、あえて専門家に頼む理由としては、相当難易度が高いか、めんどくさいかのいずれかだろう。

ゆえに、報酬は高い(難易度高い)か、安い(めんどくさい)かの二極化に向かう。

現在の士業の新人としては、安い報酬で単純な仕事を請け負いつつ、研鑽を積んで、難易度の高い業務を目指す、ということになろうか。

別の付加価値をつけるなどしなければ、この構造からは抜け出せないだろう。

そして、いずれ単純な仕事はAIにとってかわられるとなると、士業に残されるのはAIで処理できない難易度の高い業務ということになる。

そうなると、新人がいきなり独立することは事実上困難となる。ミスして損害賠償くらって終わりである。というより、そもそも仕事がこない。

新人は、難易度の高い案件を取り扱う大きな事務所で修行することが必須となる。大きな事務所はより大きくなり、中小は淘汰される。新規開業しようという者もほぼいなくなるだろう。

もはや、士業の資格は大きな事務所に就職するためのパス程度の意味合いとなり、就職試験のようなものとなる。

あるいは各団体の研修が大きな事務所での経験と同等価値をもつくらいに、もっと実践的なものに進化するか(考えにくい)。

いずれにせよ、士業は高度専門職として生き残るとしても、自由業としての側面はなくなり、私としては魅力がなくなる。

以上が完全に現実化するのは、まだ先であるとしても、徐々に進行はするはずだ。

 

私自身、そして子を思うと、AIに代替されない領域で金を稼ぐことを意識する必要がある。

人間性が前面にでる職種。喫茶店、宿。教師。スポーツ。芸術。なんだろう・・。

人が合理化を望まない分野にヒントがあるだろう。

体験型レジャー、山小屋。広くレジャー産業。バーや、スナックもそうだろう。

例えば、一階は昼は喫茶店(カフェと言ってもいい)、夜はバーを営業し、

2階では学習塾(生徒の自律を補助する塾。具体的なことは教えない。大人が生徒でもいい。)

 

そんなところで。