20180405
勉強をしていると誰しも思うことでしょうが、
知識の種類、段階にはいろいろある。
・何が何だかわからない。説明されてもわからない。
・説明を受ければ、理解できる。
・聞けば思い出すことができる(知っている)。
・理解はできるが、納得はできない。
・もはや当たり前。自分から説明できる。
学習は無知から知へ、単純に一直線に進むわけではない。
学ぶ対象によって自分との相性がある。
人が難しいということであっても、簡単に身に着いたり、
人が簡単ということであっても、なかなかものにならなかったりする。
なぜ、なかなかものにならないのか、を探っても仕方がない。
「自分の無意識との相性がわるい」程度でわりきって、
ひたすら馴染むまで繰り返し脳に知識を刷り込むしかない。
また、理解できることが、ゴールではない。
たいていのことは、丁寧に説明を受ければ理解できる。
特に法律などと言う人工物を対象とする勉強ではそうだ。
人知を超える法則を扱う分野ではないのだから、
本来的に理解できないということは存在しない(はず)。
理解でき、かつあたり前の知識として自分のものにしないと試験で使えない。
やはり馴染むまで繰り返し脳に知識を刷り込むしかない。
理解できた=もう大丈夫、ではない。
脳とPCの違い。
脳はブラックボックスを抱えているから、
馴染ませる、というアナログな処置が必要なのである。